COLUMN

自分の意見を持て。述べよ。


「何食べたいですか?」と聞かれ
「なんでも良いよ〜」と応えてしまうことが多いです。
答えを求めてるんだから何が良いのかはっきり言ってほしい。
聞いた側はそう思っているに違いありません。

アジア諸国の中で、過去に侵略されていない国はタイと日本だけ。
タイは王国制で、欧米諸外国からの侵略に王様がうまく対応して侵略を回避した珍しい国です。
タイも日本も仏教の国ですが、タイは王国であるという時点で日本とは全く異なりますね。
ではなぜ日本も侵略されなかったのか?

昔の欧米諸国の侵略の常套手段は
・まずキリスト教をしっかり布教する。
・国民のマインドセット切り替えて「欧米諸国イイネ」状態にしてから侵略。
・あまり血を流さず良い感じに侵略できる。
というものでした。宗教が国を強くするために利用されていたのです。

日本では黒船がやってきたり出島で貿易したり
何かと布教できるタイミングが多かった。
当時布教に来たローマの宣教師が
「日本って民度高すぎてヤバイです。全然浸透しないですわ。」
と本国に手紙を送り、カトリック最強のイエズス会の宣教師を日本に送り込んだものの
思ったように布教できず侵略が困難だったようです。

ここで言う「民度の高さ」とは、「自分の意志をしっかりと持っている」ことだと思います。
今では考えられない強烈な封建社会の中で
自分の立ち位置、自分の意見、守るべきものがちゃんと備わっていた。
人の心持ちひとつで、国が侵略される危機さえ払えてしまう。
自分の意志、意見を私たちのご先祖はしっかり持っていたと言うことです。

先人に学び、しっかり自分の意志で「カレー!」と応えていきます。

山田 (・ω・)ノ

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