日本は国土の大半が山なので
人が住めるエリアは意外と限られている。
土地の価格も場所によって色々で
先日訪れた東京のあるエリアでは60平米ほどのマンションが1億円以上の価格で売られていました。
一体どんなお金持ちが住むんだろう?と思いつつ
昔読んだ本に書かれていた「グレートスピリッツ」を思い出しました。
大航海時代にアメリカ大陸を発見したヨーロッパ人が
先住民であったネイティブアメリカンに「この土地売ってよ」とお願いした。
ネイティブアメリカンは「土地を売る」ということがわからなかった。というより
そもそも概念がなかった。
ネイティブアメリカンの価値観は「グレートスピリッツ」と呼ばれ
大地も空も空気も水も、この世のあらゆるものは大いなる自然のものである。という考え方で、
「個人的に所有する」という概念がなかったのです。
食べることですら「自然の恩恵を受けている」と考えていたので
「この土地売ってよ」と言われても意味がわからなかったのです。
売ってくれないから、奪うしかない。
ヨーロッパ人は侵略によって土地を手に入れ、今のアメリカという国ができます。
この侵略戦争が起こった背景には、人の価値観の違いというものがベースにあるんですね。
60平米ほどで1億円以上払う価値観は自分にはないな〜
できれば「グレートスピリッツ」な世の中だと助かるな〜
ぐらいの価値観で生きています。
山田(・ω・)ノ