VR体験で行ったこともない空間に身を置いたり
懐かしい景色を感じることはできますが
やはりどこまで行っても仮想であって、リアルな体験と全く同じにはなりません。
その要素の一つに「匂い」があると思っています。
久しぶりに飛行機に乗り、飲み物を提供されて飲んだ瞬間
忘れかけていた感覚を急に取り戻しました。
そう、自分は今飛行機に乗っているんだ。ということをリアルに感じたんです。
コロナ禍でマスクをする生活に慣れすぎて、飛行機の中の独特の匂いを感じていなかった。
そう、自分はこの飛行機内独特の匂いが好きなんだ。
この匂いは旅を楽しく思う気持ちに直結している。これまでの経験値がこの匂いを好きにさせている。
匂い一つで気持ちがここまで変わる。
飲み物を飲むためにマスクを外した途端、その独特の匂いでリアルな空間を感じることができました。
視覚や聴覚だけでなく、人間は体中のあらゆる感覚で自分のいる状況を感じ取っているんだということを再認識した瞬間でした。
山田(・ω・)ノ
