2020年はコロナ禍の影響で地球全体の環境や価値観が大きく変わりました。
昨年の今頃、誰もが予想していなかった1年となりましたね。
間違いなくほんの少し先の未来の教科書で子供たちが学ぶ2020年がまもなく終わろうとしています。
変わったことと、変わらなかったこと。
戦争ではない未曾有の有事。こんな経験はなかなかできないけれど
歴史の節目はいつもこんな感じで大変だったのだろうと想像します。
大きく世の中が変化し、私たちの生活や仕事の内容も強制的に変化する中
この時期に例年通り変わらず進められたことに、「カレンダー制作」があります。
年末シズル。
T601では毎年、お年賀のご挨拶を兼ねてオリジナル卓上カレンダーを制作し
お世話になったお客様や関係スタッフの皆さまにお配りしております。
この卓上カレンダー、特にデスクワークされる方にご好評いただいており
喜んでいただけるならば!と、毎年オリジナルデザインで制作しています。
2021年版が刷り上がり、また変わらず皆様にお届けできることにホッと胸を撫で下ろしているところです。
この感覚が私なりの「年末シズル」になっています。
刷り上がったカレンダーを見て「今年のカレンダーが一番の出来だな」と毎年思っています。
有難いことに「今年のはちょっとイマイチやな」と思ったことは一度もありません。
ですので、2021カレンダーは史上最高の出来です。
2020年の新人。
今回のカレンダーは弊社デザイナー・跡部がデザインしました。
入社後、T601の印刷物や広報資料、映像制作で使用される素材のデザインなどをこなし
最近ではオンラインモニタリングサービス「GREEN FIBER」に関する全てのデザインを手掛けています。
跡部は2020年4月に入社しました。まさに新型コロナウイルス感染拡大の真っ最中の入社となり
同期入社の藤田も同じく、入社したものの出社できない期間を経験しています。
「本当に自分は会社に所属できているのか」と不安な気持ちを抱えつつ在宅勤務を余儀なくされ
会社で働くことができなかった期間を考えると、実質まだ半年くらいしか仕事に触れていないと思います。
社会人になって1年にも満たない不安定な期間の中、新人2人は先輩に負けず劣らずよく働き、よく学び、よく成長している。
これは有難く、嬉しいことですね。
T601におけるデザインの意味。
「デザイナー」という肩書を持つのは、T601では跡部が初めてのスタッフとなります。
CGデザイナーはCGを制作することがデザインの中心で
エディターも編集作業の中でデザインを求められる場面が少なくない。
プロダクションマネージャーも香盤表や様々な資料作り、撮影美術の一部をデザインすることもある。
とにかく映像制作のフローの中で「デザインする」ということは頻繁に求められています。
しかしそのデザインは、各々の専門分野の中だけで行われていて
各専門分野に特化した、狭く深い独自のスキルと言えるでしょう。
一口にデザインと言っても、様々な分野がありますが
デザインそのものを専門分野として捉えるということを
2020年からしっかりとやっていこうと考えました。
目標に近付く。
T601のあらゆる仕事領域の中で、頻繁に求められるデザイン。
デザインひとつで映像のクオリティは大きく変わります。
デザインが価値やクオリティに大きく関わるのだから、デザインを大切に考え
T601のデザイン力をもっと広く深いものにしていく。
それが2020年のひとつの目標でもありました。
昨年の今頃、刷り上がったカレンダーを眺めている時には想像もできなかった1年となりましたが
新人の頑張りや成長も想像以上の1年となりました。
今年のカレンダーを見て、少し目標に近付けたことを実感しています。
2020年、T601をご愛顧いただいた皆さま
大変お世話になった皆さま、ありがとうございました。
今回も無事にカレンダーをお届け出来ることとなりました。
ぜひスケジュールや出来事を書き込んでいただき
皆さまにとって幸せな2021年を描くキャンバスとなれば幸いです。
(もし年が明けても「届いてない!」場合は、ぜひご連絡ください!)
山田(・ω・)ノ